べビーサインをたくさん覚えるとどんないいことがある?

教室に通うと「お母さんがサインを覚えるのが楽」

というお話を前回してみました

そこまでしてたくさん覚えなくても、

いくつかのサインを覚えれば充分では、

と思われる方もいるかもしれません。

体験会でもお話ししたいと思うのですが、

語彙が多い方がコミュニケーションが楽しいです

おっぱい、水、ねんねのサインができれば「便利」かもしれません。

でも、赤ちゃんがお母さんと話したいことって、

それだけではないんですよ。

息子の場合、散歩中に

ヘリコプターだ!」

お花がここにも咲いてるよー」

の声が聞こえた!どこにいるのかな?」

など、あれこれ発見しては話してくれました。

(ちなみに、「どこ?」「同じ」「なくなった」などの高度な概念のサインもあるんですよ)

赤ちゃんって耳がいいんだなあ、と思うこともしばしば。

あの距離のものも見えるようになったのか、など

成長を感じる機会も多いです。

サインが増えると「なんてことのない雑談」が

たくさんできるようになります。

この幸せ感、楽しさは、ぜひ感じて欲しいです。

イライラも減ると思いますよ。

そして、お子さんの言葉の理解が早くなります。

べビーサインはお手々で話す「ことば」。

ことばは実際に使うほど、その理解が正確になります。

たとえば、赤ちゃんが水族館でペンギンを見て

「これも?」とお母さんにサインを見せるとします。

お母さんは、「の中にいるからお魚みたいね」

「でも、ペンギンはなんだよ」

と教えてあげることができます。

それで赤ちゃんは、水の中にいるものが全て魚ではない、

と理解することができます。(実話です)

それに、「魚」のサインは魚っぽい動きで、

「鳥」のサインはくちばしを模した動きなので、

耳で聞く言葉だけよりも理解しやすいんです。

ことばを実際に使ってみながら、その語彙の理解を

どんどん正確にしていきます。

これは、話し言葉でもそうなのですが、

赤ちゃんは自分が知らない単語がある時に、

知っている単語を使って代用することがあります。

(大人から正しい単語を聞き出すために、

 わざと間違えているんじゃないか、と考える研究者もいます)

そうやって語彙をどんどん増やしていくそうです。

賢いですよね。

サインができると、通常よりも早くそれを始めることになります。

べビーサインをしていた子は、話し言葉になった後も

語彙が豊富だったり言葉の発達が早い、という研究結果もあります。

(小学生になった時にも、統計上有意な差がありました)

コミュニケーションの楽しさを、早くから感じているからかもしれませんね。

お母さんが便利なサインを教えるのがべビーサインではなくて、

赤ちゃんにとって、話したいことを話せるようになる手段がべビーサイン

だと思っていただけると、サインをたくさん知っているほうが楽しい気がしませんか?

ぜひぜひ、出来るサインを増やして、笑ったり、共感したり、豊かな会話を楽しんでいただけたらと思います。

Categories: Baby signs